さて,7月に入り,今年も残り半年となりましたが,いかがお過ごしでしょうか。
年度末や年度頭はやはりバタバタしてしまい,学会準備で6月まではなかなか手が回らず,このブログでの報告が遅くなりましたが,実は3月末で前任校を退職し,4月頭より現在の勤務先に着任していました。
今日からの投稿では,前任校での思い出や,就職活動について簡単にまとめようと思います。今回は前任校での日々についてです。かなりざっとではありますが,よし宜しければお読みくださいませ。
前任校での日々
前任校への着任まで
学部を卒業した後,自分の周りでは卒業後に小中高それぞれの校種で教員としてキャリアをスタートしていく中,英語教育や第二言語習得についてもう少し勉強したいと思い,同じ専修では1人だけ修士課程に進みました。その修士課程もM2になれば,次の自分の進路について考え始めなければでしたが,英語教育の研究をしてきた身として,実際の現場を知らないでは何が理論だ!何が研究だ!と思い,自分の中では博士課程に進むつもりはありませんでした。
そんなM2の時に,受ける採用試験としては,教員養成大学だったため,自分の周りは都道府県の採用試験を受けている人が多かったですが,公立ではなく,中学校も高校もやってみたいと思い,私立を選びました。
私立学校は基本的に独自採用のため,学校ごとに履歴書を出して,採用試験を受けに行く必要がありました。今ではPCで入力して印刷する形式も多くなっているかと思いますが,当日はまだ紙での履歴書の文化が根強く,書き損じるたびに新しい紙に書き,なんて環境に悪い作業なんだと思っていたことを覚えています。
そんな感じで履歴書を郵送し,筆記試験を受け,模擬授業や面接のサイクルを繰り返しましたが,結果はどこも不採用となり,惨敗でした。本当にどこも受からず,どうしようかと思っていたところでしたが,最後まで採用試験を進めることができ,唯一採用を出してくれたのは,前任校でした。
もちろん採用試験に応募した時点で採用される可能性は0ではありませんでしたが,自分が高校生の時に在籍した母校にこんな形で再び帰ってくるとは思いもしませんでした。
前任校での日々
そんなこんなで大学院生活が終わり,ようやく教員生活1年目が始まりましたが,最初の1年は本当に苦しかったです。出身校ではありましたが,当時は高校からの過程で過ごしていたので,中学校2年生に配属され,出身校ではあるものの全く知らない環境でのスタートでした。大学院で学んできた知識はそのままではほとんど役に立たず,授業も思った通りにうまくいかず(今でもそうですが),副担任としてクラスに関わるものの生徒との関係作りもあまり良くなく,教員としてダメダメなスタートでした。1年目は本当に色んな先生方にご迷惑をおかけしました。
そして,忙しい毎日を過ごしながら,中学校2年生から担当した生徒たちをそのまま副担任として持ち上がり,高校1年生からは担任として関わり,卒業式を迎えました。高校3年生はコロナ元年にぶち当たり,修学旅行も行けず,オンライン授業になり,まともに行事もできず,色々な面で我慢をさせてしまいましたが,卒業式では晴れやかな顔で卒業してくれ,そんな姿を見て,ここまで教師を続けてきてよかったなと思い,それと同時に,もっと色々できたのではないかと反省することも多かったです。
人生最初の卒業生を送り出した後は,引き続き中学校配属になり,中学1年生を担当するかと思いきや,またまた再び中学校2年生になりました。全く新しいメンバーに関わり始めましたが,流石に1年目の授業とは異なり,色々とできるようになっていると感じました。発達段階上多少の問題は仕方ないですが,生徒たちにも恵まれ,楽しく過ごすことができました。
そして今回もそのままその子たちを持ち上がり,中学校としての修了式を迎え,そのまま高校1でもその子たちの学年を受け持つことができ,学年は持ち上がったのですが,特進系のクラスの担任になり,同じ学年の中高一貫コースでありながら,クラスの生徒はほぼ初対面。そんな奇妙な新たなスタートを迎えました。
そうこうしているうちに,高校3年生まで持ちがることができ,2度目の卒業生の卒業式,そして,自分が高校生の時に1度卒業し,今年度で退職するにあたり,自分にとって人生2度目の卒業式を迎えました。生徒たちには卒業式までずっと黙っていました。そして,卒業式の最後のホームルームで,色々と話した後に,「最後に皆さんに1つ言わなければならないことがあります」と始め,今年度で辞めることを伝えました。生徒たちはザワザワ。そして,教室でのホームルームが終わったあとは生徒と保護者に次の新天地のお話を問い詰められました笑
そして離任式
そしてついに,離任式。いよいよ最後の日を迎えるにあたり,先生方には感謝の言葉を伝えました。思い返すと,高校時代はもちろんのこと,センター試験で失敗して当時の担任に大学を紹介してもらい,その大学で大学院まで進学し,その後着任して離任式を迎えるまで,自分のこれまでの高校生の時からの19年間は,この学校にずっと支えてもらえていただんだなと思いました。
前任校での10年間は,何か大きなことをやり遂げたというようなことは全くなく,とにかく周りの先生方の迷惑にならないように努め,今までいただいたご恩を少しでも返すことができるように,また少しでも先生方のお役に立つことができるように,人のために自分ができることであれば挑戦してきました。
そんなこともあったか,迎えた離任式では20年や40年勤めた先生方がいる中で,自分はたった10年であり,迷惑をかけたことの方が多く,学校を去るというにもかかわらず,多くの先生方や事務の方々にまでも温かい言葉をかけてもらい,「ファンです」と言ってもらう人も現れ,本当に感謝ばかりであり,生徒だけでなく先生方にも恵まれていたなと改めて思います。特にこの2年間は元担任に副担任として自分が担任のクラスに関わってもらい,卒業生を送り出すことができたという貴重な経験もさせてもらい,教師という仕事だからこそできることであり,本当に恵まれていると思いました。
そうして,前任校を去りました。
まとめ
今回は4月からの新天地への異動にあたり,前任校での日々を振り返りました。中学2年から高校3年までの5年を2回,ちょうど10年間の日々でした。1日1日は長かったでしたが,過ぎ去ればあっという間でした。今の自分があるのは本当に前任校のおかげです。
次回は人生2度目の就職活動について書くことができればと思います。
皆さんの実践や研究の少しでも役に立てば幸いです。Tomorrow is another day.
Last Updated on 2026年7月1日


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