定期試験の役割について改めて考えてみる②

評価

昨日の続きです。

昨日の投稿では、新学習指導要領の3観点からを評価するに当たって、授業デザインの改善の必要があり、定期試験の役割について見直す時ではないかというところで終わりました。

昨日の投稿は此方より↓↓

さて、定期試験の学校での役割は大きく、多くの教科で定期試験が評価の大きな要素になっているのではないでしょうか。3観点での評価を行うに当たって、定期試験をあくまで評価の一部として扱い、基本的な部分は普段の授業の確認テストで理解度を確認し、定期試験を発展的な内容を問うような棲み分けができるのではないでしょうか。

具体的にはまだ内容を膨らませることができていませんが、定期試験を含めた授業デザインとして、定期試験では言語機能を中心とした英作文などのコミュニケーション活動を中心に出題します。それまでの授業では原稿作成などのそのコミュニケーション活動の練習を十分に行い、または実際にそのコミュニケーション活動をしても良いかと思います。テスト本番はその練習の成果を発揮するという流れです。例えば、ある学期の定期試験期間までの期間で現在完了を扱うことになりました。その文法の形式や意味の練習は今まで通り行えばいいですが、最後のまとめとしてスピーキングでのコミュニケーション活動を行います。そして、定期試験ではそれと同じような英作文を行うというような流れです。

では、「形式」と「意味」に関わる問題はどうするかというと、普段通り授業で各文法項目を扱い、それを確認テスという形で授業の中でテストをするのはいかがでしょうか。必ずしも文法の知識は定期試験の中で確認する必要があるわけではありません。むしろ普段の授業の中で確認テストという形でその課の文法事項の定着度を確認し、それに応じてその後の授業で不十分なところを補うか、さらに定着を図るかの判断を行うことができます。

ただ、この授業デザインには、色々と問題や批判があるかと思います。まずは授業時間数の問題です。確認テストという形(文法項目に応じて定着度を測る方法は他にもあると思います)で理解度を確認しながら授業を行い、定期試験での発展的な内容への準備をしていく流れでは時間がかかることは明白です。授業者は文法以外にも語彙や読解、リスニング、異文化理解など多くのことを授業の中で扱う必要があります。妥協案としては確認テストの回数を減らし、場合によっても定期試験も確認テストを兼ねた場面とすることもできるでしょう。各定期試験の後にはそれなりの時間があるかと思いますので、その時間を使って定着率の低かった部分の補いを行うことができるのではと思います。また、定期試験に形式や意味の問題を入れてはいけないのかと思われるかもしれませんが、それらを含めることは問題ないかと思います。大切なことは、形式や意味は定期試験でないと測れないわけではないと思います。授業中に実施する確認テストや活動でもその都度測ることができます。そして、定期試験では、それらの知識を基に、さらに発展的な内容を扱うこともできるのではということです(自戒も込めて)。英語の試験では文法やイディオムの知識を問う問題が多くなってしまいがちですが、それらを使用する試験であれば、生徒たちも単に覚えるのではなくそれらを技能として使えるように学び方も変わってくるのではないかと思います。

あまり具体例がなく曖昧な話になってしまい、申し訳ないです。まずは、この案を2学期の授業に向けて自分の授業の中に落とし込んでいきたいと思います。

皆さんの実践や研究の少しでも役に立てば幸いです。Tomorrow is another day.

Last Updated on 2022年7月6日

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